ジェイのブログ

Unity,UnrealEngine,ゲーム制作,プログラミング,日記も書きます!

幸福と快楽の違いを理解してクリエイターが目指すべき道を考える

こんにちは!ジェイです。

昨日のブログで下火になっていた格闘ゲームストリートファイター6の登場によって火がついた話をしました。

今回は

・人間にとっての本当の幸せっとは何か

を考えてから

・どういうゲームを作った方がよいか?

という問題に対して自分なりの意見を述べて行きます。

幸せと似ていても違う快楽

あなたはどんなことをした時に幸せを感じますか?

もちろん、幸せは人によって違うのでこれが正解!というものなんてありません。

それでも、実は幸福には共通点があるんですよね。

次の例はどうでしょうか?

・ギャンブルで大当たりして興奮して気持ちが良い

・ゲームでたくさん課金してほかの人より強くなって気持ち良い

・お酒やタバコなどの嗜好品を摂取して気持ち良くなる

これらの行為もその場その瞬間では、とても気持ちが良くなりますよね。

 

だけども、よく考えてほしいんですが、これって本当の幸せだと思いますか?

一時の気持ちよさを求めて、お手軽に摂取できる刺激物を求めてしまう。

そして、一度摂取してしまうとより強い刺激でないと気持ちよさを感じられないので、更に強い刺激を求めて探してしまう。

でも、実はこれらの行為は「快楽」であって「幸福」ではないんですよね。

 

アメリカの高名な心理学者であるミハイ・チクセントミハイは「フロー体験、喜びの現象学」という本の中で、

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「快楽は(睡眠、休息、食事、娯楽、セックスなど)は生活の質を構成する重要な要素だが、それ自体は幸福をもたらさないし、自己を成長させることもはない。」と述べています。

 

つまり、お金で買えるような気持ちよさはすべて「快楽」であり、本質的な幸福とは関係ないということですよね。

ここで、みなさんは、それなら幸福ってなんだろう?と考えたことでしょう。

しかし、先ほども言いましたが、本物の幸福はこれだ!というのは人によって違うので定義できません。

まず、とっかかりとして考えて欲しいのが、あなたが毎日継続していることはありますか?ということです。

 

ジェイさんは、毎日タイピングを続けています。

初めてキーボードに触れたのは7歳の時で、その時はローマ字も覚えていなかったので、最初にかな入力を覚えました。

その頃は一般にPCが普及してなかったので、キーボードの絵が描いてある紙に指をのっけて、指だけ動かして練習してたんですよね。

他の人よりかなり早くタイピングの練習を始めたせいか、中学や高校時代にPCの授業があったけど、ジェイさんがPCを操作すると他の生徒よりも、圧倒的に早く課題を終わらせることができました。一緒になった班の人も喜んでくれたので、とても嬉しかったです。

 

そして、だいぶ時は流れた後の話。

Twitterなどで同じ志を持ったタイピング仲間ができて、タイプウェルというタイピングソフトで常用ZJを目標に打ち込んでいたんです。

Twitterに更新した記録を上げるとお互い励ましあうという文化があったので、成長した喜びを共感することができたんですよね。

今振り返ってみると実は、これが自分にとっての本物の幸福だったことに最近になって気づきました。

この記録を出したときは、心の底から充実感が沸き上がってきて、まさに自分が生きてるという実感で心が満たされました。

 

その時は意識してなかったけど、これこそが本物の幸福なんだと今は実感しています。

実は、長い期間タイピングを継続してたのが、本物の幸福に繋がってたんですよ。

もちろん、継続といっても何回もやめたりやったりしながら、続けるのでいいんですよ。

何年もタイピングの練習をしない時もあったけど、それでもなお今も幸福を感じる源泉になっています。

好きなことなんてなくて当たり前

幸福に繋がるのが何かを継続することから来ているのはわかりました。

だけど、ここでそんなに続けられるような好きなことがないよ?って思った人もいらっしゃると思います。

 

実を言うと、ジェイさんもずっとそう思いながら生きてました。

プログラミングは、仕事でやっていたものの、自分の作りたいものと世の中の需要が一致せずに辛い日々を送っていました。

今まで、趣味で作って手ごたえを感じたものは、タイピングソフトとシューティングゲームだけです。

はい、これを聞いたみなさん、好きなことあるじゃないか!と突っ込む人もいるでしょう。

でも、これって心の底からやりたいのか?と尋ねられると正直そこまでやりたいと言い切れるような自信はないです。

 

成功してる人がみんな最初から好きなことがあってやる気満々でやっていたのか?

と考えた時に、ジェイさんはまったくそんなことないと思ってます。

というか、もしそんな人たちであふれていたら、自己啓発本なんて出てないだろうし、日本人が毎年2~3万人も自殺してないと思います。

TwitterYouTubeを見ると、周りが輝いて見えちゃいますよね?

でも、それってどれくらいの割合なんでしょうか。

成功してる人は目立つけど、脱落してる人の数は、ほとんど数えることができません。

 

日本という国が相当に壊れてるのを知ってると、やる気が出なかったり何もできなかったりするのは、自分だけではないというのが感覚的にわかります。

それに今、流行っているものに乗っかると激しい競争に参加することになるので、よっぽど好きでない限りはかなり辛いと思います。

やる気はあるけど色々あって、やれない人やらない人は、言い換えると潜在的な需要だったりします。

このことを理解するのことが激しい競争に巻き込まれないで、自分のフィールドを作るのに非常に役に立つ考え方ですよね。

 

特に今は世の中が飽きっぽくなってるので、目が肥えてしまったユーザーに向かって発信すると、個人ゲーム制作者は更に激しい競争に巻き込まれていくと思うので、この考え方は大事になるでしょう。

人生は速度でなく方向性

何かを続けるのに大事なことをまとめてみます。

自分がその物事が本当に好きかどうか

例えば、創作活動をする理由が誰かに認められたいからだったりしませんか?

人は誰しもが、承認欲求を持っています。

なので当然「誰かに認められたい」「褒めてもらいたい」という気持ちが少なからずあります。

 

それ自体は悪くはないのだけども「好きではないけど人に褒められるからやる」となってしまうと続かないんですよね。

特にTwitterのいいねの数を気にしてツイートしてる人やYouTubeのチャンネル登録者数ばかり気にしてる人は注意が必要です。

 

ただし、「好き」という言葉をめっちゃ好きだ!みたいな捉え方はしなくて大丈夫ですよ。

まぁそんなに負担は少なそうだし、続けられるかもしれないからやってみるかな?くらいで十分です。

 

人は知りもしないことを好きにはなれないので、まずは知るためにやってみることが大事です。

他人と比較してないかどうか

学校や会社に行くと成績みたいなのがあって、それに元に優秀かどうか決められるような経験をしたことは人はたくさんいるでしょう。

こういう経験ばかりすると、つい他人と比較してしまう癖がついちゃいますよね。

 

そして、現在はインターネットが普及してるので情報がたくさん入ってきます。

情報が入るとよいこともたくさんありますが、逆にやる気を失う原因になったりすることもあります。

ジェイさんも見なくてもよいはずのトップの成績を見てやる気をなくした経験はなんどもなんどもあります。

でも、これって本当は知らなければ、普通にやってたはずなんですよね。

心地よいと思う範疇の努力を超えてないかどうか

これもすごく大事でいきなり限界を超えた練習をしても、体や心が壊れて病んでしまいます。

他人とすぐ比較する癖がある人に多い傾向があると思います。まさにジェイさんもこのタイプで以下のパターンを繰り返してました。

努力が続かない人のパターン

1.あの人はあんなに努力してるのにと思う

2.でも自分はこれだけしかできてない

3.だからもっともっとやらなければダメだ

4.その結果、無理して努力してきつくなってきて続かない

このパターンにハマってしまう人に、とても良い対策が目標を小さく1個1個確実に良くしていくです。

ここまで書いた方法を実践して、タイピングに関しては良い成果が出てき始めてると思います。

 

今は、余計な情報を見ないようにして、目標を具体的に小さく持って、毎日少しずつ積み重ねるのを実践してます。

それと最近余計な情報をみないおかげもあって、滝のようにアイデアが流れ出てくるようになりました。

常にメモを持ち歩き何か思いついたら、書き残すようにしてます。だからブログのネタが無限に湧いてきます。

毎日続けるためには焦らない頑張りすぎないということですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

前半で幸福と快楽の違いについて言及して、後半は努力を継続する方法についてまとめてみました。

特にゲーム業界は刺激を求めてすぐに慣れてしまって、さらに強い刺激を求めた結果やる気がなくなるということは昔より増えてることでしょう。

しかし、実は刺激で得られるのは「幸福」ではなく「快楽」だというのを理解するのは、激しい競争に巻き込まれて消耗しないようにするのにとても大事な観点だと思います。

 

もちろん刺激があるからこそ需要が生まれて、やる気も出るので悪いことではないです。むしろ、需要と影響力には密接な関係があるので、それらをうまくバランスをとるのが上手な生き方だとも言えます。

重要なのは、自分なりの成長と共感があれば人間は幸せになれるんです。そこに需要や快楽の要素も付け加えられれば、本当の幸福は目の前ですね。

 

ここまではっきりとしたから後はタイピングをします!なんだかんだいって、ジェイさんにとっては一番好きなことだったんですよね。

幸福と快楽のバランスをとるのが人生を楽しむ秘訣という結論を出して、今日の記事はこれで終わりにしたいと思います。

ここまで読んでくれたみなさんありがとうございました!