こんにちは!最近すっきりモチベーションの研究にハマってるジェイです。
最近パルワールドが流行ってるけど、みなさんはやりましたか?
前回の記事でまだやっていない理由を述べました。
そして、前回のやる気のない状態から脱しようと少しだけ思ったので、パルワールドの動画や配信を見ました。
序盤の進め方やパルの捕まえ方などの基本的なことや知り合いがやってる配信などを見て、自分の拠点を拡大したり、自動化したりしてまだ見ぬパルを見つけて捕まえるという話を聞いてとてもワクワクしました!
ここまでの話を聞くと、ということはついにジェイさんも始めたのかな?と思う方もいるでしょう。
しかし、実をいうとまだやってません。
もちろん、この記事はダメ出したいわけでもゲーム自体がつまらないことを主張するわけではまったくありません!
ただ、前回に加えてモチベーションについて気づいたことがあるので、今回はやる気が出ない理由を更に深堀して、クリエイターのモチベーションの関係について考えてみます。
まず前回のモチベーションが出ない理由をおさらいすると
・世の中におもしろいコンテンツがあふれてるから
・情報が見えすぎてるから
という理由で今は昔よりもすぐ飽きてしまってモチベーションを維持するのが難しくなっているという話をしました。
今回はそれに加えてゲーム実況がゲーム制作をする上でどう影響するか?というのを考えてみます。
まず、基本的に個人ゲーム制作者が自分の作ったゲームを配信してもらえるのは、とても嬉しいことだと思います。
生で自分の作ったゲームの反応が見れる機会ってなかなか少ないから本当にありがたいですよね。
ただ、これでよく考えて欲しいのが、ゲーム実況はゲーム制作者にとってメリットだけなのか?ということです。
ゲーム実況のメリット
まずゲーム制作者(個人でもチームでも)ゲーム実況をしてもらうメリットは
・知名度が上がる可能性がある
・ゲームの反応を見て改善や修正ができる
1つ目は、もし知名度があるゲーム実況者に配信してもらえれば、宣伝にもなるし多くの人にプレイしてもらえる機会が増えます。
2つ目は、ゲームを実際にプレイしてもらうので「意図した反応が得られてるかどうか」や「プレイヤーが困ってること」などの情報がわかりやすいので、改善や修正などを行って、プレイヤーのストレスを減らしたり、バランスの調整を行うための情報にもなりますよね。
これらのメリットは意識しやすいので、ゲーム制作者さんは、自分の作ったゲームを配信してもらえることを喜ぶことが多いと思います。
けれども、最近パルワールドの動画や配信を見てあることに気づきました。
それはなにかというと、実はゲームの動画や配信を見たせいでモチベーションが下がっていたのです。
ネタバレ禁止がある理由
よくYouTubeなどで、ゲーム実況を見ていると詳細蘭に「ネタバレ禁止」書いてあるのを見たことはありますよね。
想像してみてください。
自分が推理系のノベルゲーム配信をしてる時にリスナーさんが突然「犯人は~だから」といわれたらどう思いますか?
こんなこと言われたら、せっかくおもしろいゲームをプレイしててもつまらなくなってしまいますよね。
事前に先の展開を知ってしまうと、いくらおもしろいゲームでもそのおもしろさが半減してしまいます。
これは特にノベルゲームやRPGなどのジャンルではモロに影響します。
ジェイさんがとてもおもしろいと思ってる「徒花の館(あだばなのやかた)」という推理ゲームがあります。
詳しくはネタバレになるのでいいませんが、いわゆる「デスゲーム」で章ごとに命を懸けての戦いが行われるのですが、これのトリックなどを考えるのが非常におもしろいです。
さらに、最後のオチで衝撃を受けること間違いないですし、今でも思い出すだけでゾッとしてしまいます。
これを聞くとジェイさんは何回もやったんだなと思ったことでしょう。
でも、実は一度もやったことがないんですよ。
ならどうやってこのゲームの存在を知ったのか?
というと、レトルトさんのゲーム実況動画で知りました。
それを見ておもしろくておもしろくて、何回もやろうとは思ったのですが、結局はまったくやらないまま7年以上が過ぎてしまいました。
そんなバカな?と思われるかもしれませんが、今でもたまにストーリーを思い出してあのゲームおもしろかったなと記憶がよみがえることがあります。
はっきりいって下手にプレイしたことがある最近のゲームよりもおもしろいです。
では、なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?
結論をいうとアクションゲームだったとしてもネタバレするとつまらなくなるからです。
ネタバレは好奇心を奪ってしまう
パルワールドはクラフト要素やパルをゲットしたり、拠点を建築したり、まだ見ぬ場所にいったりと様々なおもしろい要素があるので、動画だけでは出しずらいゲーム独特の体験ができると思います。
それでもやっぱり、サバイバルゲームの経験が浅いジェイさんにとっては、最初のハードルが高かったのです。
チュートリアルで何からやればいいのかわからなかったので、YouTubeの初心者用の動画を見たら次に色々な動画が出てきました。
それをなんとなくずっと見てたら、建築の方法や強いパルの捕まえ方など次から次へと出てきたので片っ端から見ました。
気づいてみれば、ほとんどパルワールドをやってないのに色々な知識がついてたんですよね。
けど、この知識と引き換えに大事なものがなくなってしまってたのに、ようやく気付きました。
この大事なものがワクワクする気持ち、すなわちゲームをやる一番の動機になる「ゲームに対する好奇心」です。
つまり、知識を得る代わりに好奇心がなくなってしまっていたんですよね。
だからこそ、ゲームを始めるモチベーションがないんです。
ゲームに人気が出てそのゲームの動画や実況者が増える。
その結果として、ゲームの知名度は上がるがネタバレして、最初の一歩を踏み出すモチベーションが下がる。
人気なゲームほどやらないでも満足してしまうとに気づいてしまったんですよね。
もちろん、個人ゲーム制作ではここまでにはなることはほとんどないので、あまり考えることはないと思います。
ただ、最近のゲームは非常にカロリーが高いゲームが多いので、動画で済ませて満足してしまうユーザーは一定数いるはずだし、これからもっと増えるだろうなと予想してます。
最初は必要最低限の知識だけいれる
もしこれがブログの記事で書いてあったのだったらだいぶ違ったかもしれないです。
というのも、YouTubeはほったらかしにしていても、自動的に次々と関連動画を再生してくれるので、作業しながら見ているといつの間にか見ようとしてもない動画を見てしまうんですよね。
便利になった分、確実にデメリットがあることもわかってしまいました。
これもある意味では知らない方が幸せなことなのかもしれませんね。
happynetwork2019.hatenablog.com
まとめ
知識と経験が増えると好奇心減ってしまう。
だけども、知識と経験がなければ、目標を達成することができない。
今回はゲーム実況とモチベーションの関係について話しましたが、基本的にどんな分野でも一緒だと思います。
更に大きな日本全体という目線からでも、構造改革や規制緩和のせいで似たようなことが起きてしまってます。
実は人間は、制限があるからこそ喜びや幸せを感じられるのだと自分自身、長い時間を生きてきてようやく実感しています。
自由になるのが本当によいことなのか?なんでも知っていた方が幸せなのか?
というの問いについての答えを次回以降まとめていきます。
それでは、ここまで読んでくれた皆さんありがとうございました。